京都市左京区のおおくぼ歯科クリニック院長の大久保恵子です

8月の第3週の1週間、当院歯科衛生士の近藤とパートナー医院である、おおくぼ歯科院の衛生士チーフの藤木と3人でスウェーデンはマルメ大学に勉強しにいって参りました。

テーマは大きくは「予防歯科」です。
その中でも「カリオロジー」といって、虫歯予防に重点を置いた講義を受けて参りました!


スウェーデンは予防歯科先進国の1つです。
国をあげて、国民のお口の健康に取り組んでいます。
特に、19歳までの口腔(お口)の管理は徹底されており、すべての国民が歯科医院で定期的にメンテナンスを受けています。

日本との大きな違いは、通常、病院や歯科医院ではまず患者さんの検査を行い、診断をし、それをもとに治療計画を立て治療を進めていきますが、そこに、リスクアセスメントという考え方が含まれる事です。
つまり、予防すると言う事は、リスク管理をしていく事なのです。
当院でも必ず検査の後にお話しさせていただくリスクアセスメントですが、国レベルでこれを行うと、国民のお口の健康はもちろん、考え方まで変える事ができることには大きな驚きがありました。
国の管理が終了する20歳になっても、それまでと同様に口腔の予防管理を受け入れる国民がほとんどだと言う事がそれを表しています。

今回は保育園の見学もさせていただいたのですが、こちらもまた国のシステムが整っています。
スウェーデンでは、男女同じように定年まで働くのが一般的なようです。
国の人口動態は日本と同様、高齢化しています。
そのためでしょうか?女性もしっかり働き、恐ろしく高い税金をしっかり納めるのが国民の義務のようです。
反対に、そうできるためのシステムが整っているわけですね。

それにしても、5日間、学生に戻ったように、朝大学へ行き、夕方ホテルに帰るという、とっても貴重な時間を過ごし、何より遠く日本を離れ、「予防歯科」「歯を守る」ということとがっぷり向き合えた素晴しい1週間でした。

私たちを快く送り出してくれたスタッフ、家族に感謝です。