歯周病のリスク評価
こんにちは。おおくぼ歯科クリニック 歯科医師の増井です。
今日は歯周病のリスク評価として当院で使用している「OHIS」についてご紹介したいと思います。
OHISとは
「OHIS」とはOral Health Information Suite の略です。元ワシントン大学歯学部教授のロイ・クリストファー・ペイジ先生を中心に、アメリカの歯周病専門医グループとPreViser社が10年もの歳月をかけて開発した、「歯周病のリスク評価」を行なう世界で初めてのソフトウェアです。アメリカの歯周病学会も推奨している歯周病のリスク評価ツールの1つです。 |
5段階評価のリスク・100段階評価の病状
歯周病の検査はいろいろな方法がありますが、当院では問診・視診・歯周ポケット検査(6点法で精密に行います)・出血・動揺・レントゲン(パノラマのみでなく細かに診断できるデンタルレントゲンも撮影します)などを行います。そしてその結果を「OHIS」のソフトに入力することで、5段階評価のリスク・100段階評価の病状がひと目でわかる形で提示いたします。
100段階で評価することで、自身の歯周病の状態を客観的に把握できます。
そしてこの結果は時系列でグラフ化できるのです。初診から何度か行う歯周病の検査結果を反映することで、メインテナンスに入るまでの間やメインテナンスに入ってからの歯ぐきの評価を折れ線グラフで見ることができるのです!とてもモチベーションのアップになると思いませんか??
対策とサポート
数値でわかると目標も立てやすいので、結果から対策方を一緒に導き、具体的な数値目標も一緒に立ててサポートいたします。
人生100年時代、ぜひ一緒に生涯ご自身の歯で食事できる幸せを分かち合いましょう!