モグモグ通信2018年夏号を発行いたしました。
小児の予防クラブ「もぐもぐクラブ」からのお知らせや予防のお話を定期的に発信しております。今後もぜひお楽しみにお待ちください!


グモグ通信2018年夏号

厳しい日差しを感じる日も多くなり、気がつけばもう夏本番!
夏の生活は、暑さから生活リズムが崩れやすくなります。
早寝早起き、歯磨きの習慣を決めて継続できるようにしていきましょう!

「奥歯で食べる」ってなんだろう?

食が多様化し、昔と比べて硬いものをあまり食べなくなった現代人。そのため「顎(あご)が小さくなってきている」なんてお話を聞いたことありませんか?

実は最近の研究では、縄文人の顎の大きさは現代人のものに比べてさほど変わらなかったということが分かってきました。では縄文人と現代人で何が違うのか。それは、歯並びの大きさです。縄文時代では穀物中心の食生活だったため、 臼の働きをする奥歯ですりつぶす動きが主でしたが、軟らかい食事の多くなった現代人には、すりつぶす動きがなくても食べ物を簡単に飲み込むことができてしまうため、奥歯の臼同士がぶつかる必要がなくなり、その結果歯並びが縄文時代よりも小さくなったのではないかと考えられています。

「前歯で食べ物をかじり取り、奥歯ですり潰し、唾液とともに飲み込む。」
歯全体でしっかりと噛むためにはこの一連の流れが必要です。ですが「1口30回は噛もうね!」と言われても、軟らかい食べ物をそんなに噛むことはなかなか難しいですね。では、どのような食べ物が「しっかり噛める(噛み応えのある)食べ物」なのでしょうか?

◆噛み応えのある食材
・食物繊維の多いもの …
豆類、ひじき、レンコン、ごぼう、たけのこなど
・弾力性のあるもの …… 高野豆腐、こんにゃく、タコ、イカなど
・小魚類 …………………… しらす、干しエビ、じゃこ、煮干しなど

食べ方にもひと工夫を

また、同じ食材であっても、調理法によって噛みごたえは変わります。大きく切ればその分噛む回数は増えますし、焼いたり炒めたりして食材自体から水分を飛ばすと飲み込みにくくなり、無意識に噛む回数を増やして唾液を出そうとするため、噛む回数が多くなるのです。

◆咀嚼(そしゃく)回数の違い
・キュウリの輪切り …… 62回
・キュウリの乱切り …… 79回
・食パン(耳つき) …… 97回
・トースト(耳つき) … 148回

みなさんが毎日3食食べている美味しいごはん!食材の選び方や調理の仕方を少し工夫するだけで、歯並びや顎の発育に良い影響を出すことができます。 ぜひご家族で食べ方や噛み方についてお話ししてみて下さい。

またおおくぼ歯科クリニックでは、ほどよい硬さでしっかり噛める「ポスカF」を販売しています!噛む度にカルシウムとフッ化物イオンが広がり、虫歯から歯を守ってくれるおすすめグッズです。ご来院の際にぜひチェックしてみて下さいね!