フロス or Die | 京都市左京区の歯医者 おおくぼ歯科クリニック | 予防歯科・歯周病・小児歯科・矯正・インプラント・審美/ホワイトニング

スタッフブログ

今年に入って初めて夜に窓を開けました。夜風が気持ちいいとは小さな幸せです。歯科医師の福原です。

さて、私の「予防」はズバリ、デンタルフロスです!(通称糸ようじ?)

1900年代初頭に活躍したアメリカの病理学者チャールズCバス:

「予防・口腔内のコントロールのためには歯ブラシとフロスで全ての歯面からプラークを除去する必要がある。フロスが基本的な道具であり、歯ブラシはそれに付随するものである。」

30代の3人に2人が歯周病と言われるこの時代。

歯周病予防に必要な歯茎の下のプラークまでの清掃に欠かせないデンタルフロスは、手放せない存在です。

「フロス or die(フロスか死か)」

結構衝撃的な響きですよね。これは1997年にアメリカの歯周病学会が発表した予防のためのスローガンです。また大げさな・・・と思うかもしれませんが、これは当たらずとも遠からず。今や歯周病と全身のあらゆる病気が関連しているという考えは一般的に浸透しています。

毎日お口のプラークを染め出して汚れをフロスで落としていると、もはやフロス一本でプラークは除去できてしまうのではと思うほど、フロスの力というものを実感しています。

 

フロスはやはり断然!指まきのものを。この前家にあったプラスチックの肢のついた市販のものを使用したら、歯のカーブに沿った汚れなどは取れなくて、モヤモヤしてしまいました。

このフロアフロスは、箱買いしてるスタッフもいるほど、ゴッソリ感が違います。この1本に384本の繊維がぎゅーっと合わさっており(繊維の国、イタリアミラノ製)汚れを絡め取ります。そして痛くない。これは多くの患者さんからもお墨付きです。

女性のバックには必ず入っている(*主に関西圏)「飴ちゃん」の代わりにこのデンタルフロスが入っている未来がそう遠くないことを目標にしながら、これからも日々しつこく熱く、フロスの話をしたいと思います。

(フロアフロスは1F物品コーナーにて販売中です。診療室にも置いてますので、使ってみたい方はお声掛けください。)