子供をむし歯にしないための取り組み
『子供を絶対むし歯にさせない』、これは全ての親御さん共通の願い。
予防歯科先進国スウェーデンでは、むし歯予防を『マイナス1歳』つまりお母さんの妊娠中から始める、という考え方が根付いています。「プライマリー・プライマリー・プリベンション(一世代前からのむし歯予防)」と言われ、子供にとって最先端のむし歯予防だと考えられています。
「感染の窓」ってご存知ですか?
生まれたばかりの赤ちゃんには、虫歯の原因となるミュータンス菌は存在しません。
「感染の窓」と呼ばれる1歳7か月~2歳半くらいまでの頃に、家族の唾液から虫歯菌が赤ちゃんに感染するかしないかで、将来の虫歯のリスクが大きく変わります。
生まれてくる赤ちゃんを守るために行えることは、お母様ご自身の口腔内を虫歯から守ることにもつながります。
- 毎日の歯磨き
- 歯科医院でのクリーニング
- キシリトールの摂取
- デンタルフロスの使用
上記の内容を取り入れてみると虫歯予防に効果的です。
ご家族で感染リスク回避
またお母様だけでなく、身近にいるお父様や一緒に暮らしているご家族様も、クリーニングを行うことは、感染リスクを減らす事ができます。
周りの大人たちの細菌レベルを下げ、大切なお子さんを、虫歯に負けない丈夫な歯に育てていきましょう!
「マイナス1歳からはじめるむし歯予防」は、これから生まれてくる赤ちゃんへのかけがえのない贈りものなのです。