健康チェックビジネス | 京都市左京区の歯医者 おおくぼ歯科クリニック | 予防歯科・歯周病・小児歯科・矯正・インプラント・審美/ホワイトニング

スタッフブログ

こんにちは。歯科医師の浅井です。今週は暖かく過ごせそうですね。さて、日曜朝に放送される「がっちりマンデー」からの話題です。日曜に、日本経済のお金にまつわるあれこれを日曜に勉強して、月曜から実践しよう!という番組。日曜日はこの番組がついていることが多いわが家です。

先週末のテーマは、「健康チェックビジネス」。現代といえば、まさに健康志向時代。その背景には、生活の便利さが故に病気が多くなったのか、はたまた病原菌が進化しているのか、多少複雑なものはあります。なにはともあれ、健康は自分で管理する。それも安く、早く、正確に、そしてそれらは全てデジタル管理され、個人のスマートフォンなどで閲覧可能なのです。

今回取り上げられていたものは、人間ドックを自宅で行うもの。キットが自宅に届き、自己採血をし返送するだけで主要項目のチェックができるというもの。平日仕事を休んで、1日かかり、高いというイメージの人間ドックを低コスト、隙間時間に行うというシステム。福利厚生にも採用されているようです。

2つ目は脳ドック。これはMRIを撮りに行かないといけませんが、所要時間は30分程度。結果は後日スマートフォンに送られてくる。このシステムも脳だけに特化することで低コストが実現されたもの。しかもこのシステムは、ドクターのトリプルチェックがなされているようです。しかしドクターはその場にいる必要はなく、PCでチェックするため、好きな時間に、また産休中のDr.でも担えるそうです。

さて3つ目、これが本題です。3つ目は、歯磨きチェックです。ミックヘルスケアという会社のシステムですが、3万円弱の電動歯ブラシを歯科医院で購入し、歯科医院のチェアーにて染め出しの磨き残しチェックをする。そして購入した電動歯ブラシを用いてブラッシングをする。電動歯ブラシの設定は、歯科衛生士がその人にあったものにするそうです。ここまでは、よく歯科医院でする歯ブラシ指導と何ら変わりはありません。さあ、帰宅した患者さんはここから5日間、ブラッシングチャレンジをします。それは全てスマートフォンで管理。スマートフォンは歯科医院とも繋がっており、担当歯科衛生士から叱咤激励のメールが送られてきます。場合によっては遠隔捜査で設定を変えることもできるそうです。6日目に歯科医院へ再来院。口の衛星習慣が浮くというわけです。これは、トレーニングジムの概念を大きく変えたライザップに近いものがあります。モノとサービスのバランスを大きく変えた健康商品なのです。

今や、保育園の連絡帳をスマホで管理される時代。幼稚園のお便りもスマホ配信。それは、手書きのものが配信されることもあります。デジタル化の欠点もきになりますが、やはりデジタル化についていかないといけない時代でもありますね。

これからも、いろんな情報にアンテナを張っていけるようにしたいです。